妊娠糖尿病のママの子供の将来のために…

子供の将来が心配だけど何もしていない!

あなたが妊娠糖尿病になった場合、将来お子さんが同じ目に遭うのではないかと心配になりますよね。特にお嬢さんの場合は、妊娠糖尿病のことが心配かと思います。男の子も、糖尿病になりやすい体質を受け継いでいるのではないかと心配でしょう?

でも、心配だからといって何が出来ると思いますか?筆者の周囲には「おばあちゃんが糖尿病で自分も境界型だけど、甘いものが好きなので何もしてないの。娘にも遺伝したらどうしよう」という感じの方が何人かいらっしゃいます。

せっかくお嬢さんのことを心配しているのに、ただ心配だというだけで何もしていないということです。残念だと思います。気を付けてあげれば、将来の妊娠糖尿病とその後の2型糖尿病を予防できるのに…

 

 

 

産婦人科医・宋美玄先生の体験に共感します

産婦人科医の宋美玄先生は、スリムな体型にも関わらず学生時代から耐糖能異常がおありだったそうです。おそらく遺伝が原因とのこと。

そしてスリムで食べすぎでもないのに2度の出産で2度とも妊娠糖尿病になられて、上のお子さんの時は産後は正常値に戻りましたが下のお子さんの出産後は境界型糖尿病になってしまったそうです。

 

…筆者の時と状況が良く似ていますから、すごく気持ちは分かります。遺伝があると、太っていなくても妊娠糖尿病になり、その後も2型糖尿病に移行しやすいんですよね。で、周囲から「あなた意外に大食いなの?」みたいな目で見られてしまう悔しさ、本当にやりきれないです。

でも、ママがスリムで食べすぎていないのに妊娠糖尿病になったということは、お子さんも将来同じ目に遭う可能性が高いです。

宋先生にはぜひ、お子さんたちが糖質の過剰摂取にならないように気を付けてあげてほしいと思います。ご自身が、スリムなのに発症されたわけですから…

世間一般では「痩せていれば何をどれだけ食べても問題ない」と思っている方が多いのではないでしょうか?

 

子供たちの将来を考えましょう

筆者はすでに糖尿病合併症も出そろっている重症の糖尿病患者です。可愛い子供たちに「大丈夫よ、糖尿病になってもインスリン注射をすれば好きなものを何でも食べていいんだから」とは、とても言えません。低血糖で亡くなった方も知っています。

やはり、できれば糖尿病とは無縁の健康な人生を送ってもらいたいと思います。そのためには、母である自分が子供たちの食事にちょっと気を付けて、いくら喜ぶからと言って糖質ばかリ与えないようにしてやらなければ…

子供が喜ぶものと体に良いものは、違います。だからといって、子供が嫌いなものばかり食べさせようというのではありません。

子供たちに糖尿病や糖質に関して理解できる範囲で教えてやり、糖質が少なめですごーく美味しい料理やおやつを食べさせてあげればいいんです。

 

子供の頃から食品選びの仕方を知っていれば、お子さんが大人になって独り暮らしを始めた後も、めちゃくちゃなことをすることはないでしょう。そのための道筋を付けてやれるのは、母親です。

ママが糖質大好きで「さぁー、もう出産は終わったんだ!誰が何といおうと私は糖質をしっかり食べるからね!」とお菓子やパンをたくさん買い置きしておけば、お子さんも同じ道をたどることになるでしょう。

産婦人科医の宗田哲男先生の患者さんたちは、1人目の妊娠で妊娠糖尿病であっても、糖質制限を継続することで完全に耐糖能が正常に戻り、次回の妊娠では妊娠糖尿病にならない方が続出しているそうです。羨ましいことです。

筆者はもう手遅れですが、子供たちには未来があります。未来のある子供たちに同じ苦しみを繰り返させるよりも、出来ることがあると思います。